海外の売春はエイズの温床!危険なので注意!

エイズはHIVというウイルスが引き起こす感染症で、後天性免疫不全症候群とも呼ばれています。
その名のとおり、発症すると免疫機能が働かなくなることが特徴で、健康な状態なら無害な細菌やウイルスでも、致命的な病気の原因になります。
肺炎や悪性腫瘍、壊疽やHIV脳症などを起こし、死亡することも多い病気です。

HIVウイルスは感染力が低く、肌が触れたぐらいで感染することはありません。
主な感染経路は性的接触、血液感染、母子感染の3つです。
血液感染は注射針の使い回しや、かつての血液製剤が原因になります。
また母子感染は産道や母乳を通じて、母親から乳児にウイルスが感染するものです。
しかし最も一般的なのは、同性間や異性間の性交による感染です。

日本でも最近ではエイズの広がりが問題になっていますが、海外ではもっと深刻な国がたくさんあります。
なかでも中部~南部アフリカ諸国では、成人男女の感染率が40%台という国も見られます。
アジアの中ではタイが約1.1%、ベトナムが約0.4%の感染率と言われています。
一見低そうな数字ですが、それでも日本に比べれば数倍~10倍以上であり、また全成人の平均なので、風俗は別と考える必要があります。

日本から海外へ売春目的で渡航する人は少なくありません。
また観光や出張が目的でも、つい海外では羽目を外してしまい、売春に手を出すことがあります。
タイやベトナムは風俗でも人気の高い渡航先ですが、こうした場所ではエイズの蔓延に注意する必要があります。
これらの国でも性病検査は一応行われていますが、必ずしも安全が保証されているわけではありません。

コンドームを正しく着用していれば感染は防げますが、古くなって劣化したり穴が開いたりして、ウイルスが入ってしまう恐れが皆無ではありません。
また口の粘膜からHIVが感染することもあるため、直接的な性交を伴わない風俗店でも、危険があることは知っておくべきです。

帰国後はHIVの検査を徹底すること!

エイズの恐ろしい点は、潜伏期間が5年~10年と長く、その間はほとんど症状がないことです。
しかしウイルスは体内で増殖を続けており、ひとたび発病すれば完治させる方法はありません。
HIVに感染すると、初期症状として喉の痛みや発熱・下痢などを感じることがあります。
これらは風邪やインフルエンザと間違われることが多く、初期症状だけで判断することはできません。

エイズの発症を抑え拡散を防ぐためには、早期発見に勝るものはありません。
海外で思い当たることがあるなら、帰国後には必ずHIVの検査を受けましょう。
全国各地の保健所では、無料かつ匿名で検査を受けられるため、プライバシーの心配はありません。
また一部の医療機関でも、実費で検査を実施しています。
なお献血時にもHIVの検査を行っていますが、エイズ検査を目的として献血することは迷惑になるのでやめましょう。

一般の医療機関では、血液中の抗体を検出することでウイルス感染の有無を判定しています。
感染してから抗体ができるまでには、長い場合で1か月ほどかかるため、海外から帰国してすぐに血液検査をすると、感染しているのに陰性になることがあります。
こうした場合は、思い当たることがあってから一定の時間を置いて、もう一度検査する必要があります。

医療機関によっては、より精度の高い検査方法が採用されていて、感染してから間がなくてもHIVを発見できるようになっています。
また検査結果が即日わかる医療機関も増えています。
現在では早期発見すれば、感染者も非感染者と同程度の寿命を保てるようになっています。
HIV検査は小さな負担で大きなリスクを回避できる手段ですから、利用しない手はありません。